「今年枝に花時にのみ赤褐色の縮毛がある。葉身は無分裂または中部以下で3浅裂し基部は浅心型から、円形、先は尾状に伸びる」(日本の野生植物) 熊本記念植物採集会第1015回例会が緑川内大臣で行われました。2004年5月天守山にヤマシャクヤク観察に通った林道にあります。ここへ来たのは災害で通行止めになって以来です。橋を渡ると数キロメートルは舗装がしてありましたが、その先は工事中の標識がありました。マイカーではいけないと思いました。濃い緑、明るい緑、緑のグラデーションとでもいえるような樹木に覆われていました。カタヒバ、ジュウモンジシダ、マメヅタ、ゼンマイ、イラクサ、オオチャルメルソウ、カキドオシ、カテンソウ、キランソウ、サツマイナモリ、シャガ、ジャニンジン、タチツボスミレ、ヒメウズ、フキ、マムシグサ、マルバコンロンソウ、ムラサキケマン、ユリワサビ、フタバアオイ、ヒメキランソウ、ツルカノコソウ、アオキ、ウリカエデ、イタヤカエデ、タラヨウ、チドリノキ、ナガバモミジイチゴ、カナクギノキ、マルバウツギ、コガクウツギ、ヤマシャクヤクなどを観察しました。この中からウリカエデをアップします。 |
名前 | 花期 | 所在地 | 離弁花類 | 草 ・ 木 | もろもろ |
ウリカエデ | 4〜 5月 | 低山の林のうちに生える | カエデ科 カエデ属 | 落葉小高木 高さ5メートル | 紅葉する株と黄葉する株とがあり 山の秋に彩りを添える。 |
名前 | 真生双子葉類・ムクロジ目 | 学名 |
ウリケデ | ムクロジ科 カエデ属 | Accer crataegifolium Siebold et Zucc. |