- 「喜入町は世界におけるヒルギ科の自然分布の北限地である」(改定新版 日本の野生植物 (株)平凡社 )とありますが、ヒルギ科メヒルギ属のメヒルギが天草下島の辺鄙な地に咲いてました。
- 辺鄙なこの地に植栽する人はいないのではないかと・・・。
- これは潮の流れに乗って漂着した自生なのでしょうか?地球温暖化の影響でしょうか?。
- 本日は中国が分布の東限だったBalanophora subcupularisを天草で見ることができましたし、鹿児島県喜入町が北限であるヒルギ科のメヒルギをここ天草で見ることができました。又、中国にしか分布しないというウスユキクチナシグサ→を2012年4月に天草で見ていました。天草は面白い!
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(Photo: © Riro Yoshioka)
すぐ手前のは、ハマボウ。その奥・海側の株がメヒルギ。
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
6〜 7月に咲くという花が、11月なのにこの木には咲いていました。
名前 | 花期 | 所在地 | 離弁花類
| 草 ・ 木 | もろもろ |
メヒルギ リュウキュウコウガイ | 6〜 7月 | 泥質の浅い湾内や 河口付近 | ヒルギ科 メヒルギ属 | マングローブを作る 常緑小高木、高さ4-7m | 樹上で発芽して幼根を下垂し、のちに泥中に落果してすぐ苗になる。 花弁は5個で白色。長さ1CM。遠目には糸状に見える。 |
APGV
名前 | 真生双子葉類 キントラノオ目 | 学名 |
メヒルギ | ヒルギ科 メヒルギ属 | Kandelia obovata Sheue, H.Y. Liu et W.H.Yong |
Kandelia=インドのマラハール地方での呼び名。obovata=倒卵形の
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