| 前月アオツヅラフジを見たときには花も実もありませんでした。9月に入り、Iwaさんの案内でアオツヅラフジの花と実を同時に、見ることが出来ました。ありがたいことです。現地は観察会によく行く国道沿いにありました。実が藍黒色になる頃には是非観察したいものです。
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(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
果実(直径6-7mm)を切り開いて観察しました。
タネと呼んでいるこの部分、正確には内果皮が硬くなって種子を包んだ「核」
アンモナイトのように見えるでしょうか。

(Photo: © Riro Yoshioka)
| アオツヅラフジ森林総合研究所 多摩森林科学園/アオツヅラフジの実ここをクリックされてください。千葉県立中央博物館ここをクリックされてください。
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「和名のカミは神、エビはエビヅルに基づいた名であろう」(増補・改訂 牧野新日本植物図鑑)
| 名前 | 花期 | 所在地 | 離弁花類 | 草 ・ 木 | もろもろ | 
| アオツヅラフジ カミエビ
 
 | 7〜8月 
 
 | 人里の茂みに ごく普通に生える。
 
 | ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属
 
 | 落葉性のつる性 木本
 
 | 無毛の黄緑色の細かい花・石果は球形・径7mm藍黒色に熟し白粉を帯びる 雌雄異株
 有毒植物
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 APGV 
| 名前 | 真生双子葉類・キンポウゲ目 | 学名 | 
| アオツヅラフジ | ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属 | Cocculus orbiculatus  (L.) DC. | 
orbiculatus=円形の
| 学名「C. orbiculatus と C.trilobusを区別する見解もあるが、アオツヅラフジは形態的変異に富んでおり、両者を同一とする見解が多い。」ここでは同一種とする見解に従った。」(改定新版 日本の野生植物)
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