茎の高さは2m位に達し、多数に分枝。(Photo: © Riro Yoshioka)
ウチワサボテン
2025年10月5日 熊本記念植物採集会第1154回例会で観察した中から。
「ウチワサボテンとは、団扇のような茎節が次々に繋がって成長するサボテン科ウチワサボテン属の1種、
    もしくはその総称です。」(例会で配布されたメモから引用)
花は径10cm・黄(Photo: © Riro Yoshioka)

茎節は大きいものは30cm位あり多数連結する。葉は小さい針型で早く落ちる。(Photo: © Riro Yoshioka)

花は茎節上部縁に。小さな虫(アリ? 密を探して?)(Photo: © Riro Yoshioka)

古くなったのものでは、茎の下部は時々円柱形の直立した幹となる。(Photo: © Riro Yoshioka)


図書館で図鑑を見るとウチワサボテンと目次にあるのは北隆館のAPG原色植物大図鑑と新図解牧野日本植物図鑑だけのようです。しかも、図鑑本文にはサボテン(ウチワサボテン)とあります。
新図解牧野日本植物図鑑には「本種はこの類の中で最初に日本に渡来したもので。元来サボテンとはただこの1種をさす名前である。」と記載されていました。
「オプンチア属(団扇サボテン)  Opuntia ficus-indica Mill.1768 日本に初めて渡来したのはこの大型宝剣といわれている。」
(サボテン科大事典)266属とその種の解説

Opuntia オプンチア属97品種の写真が掲載されているその中に
Opuntia ficus-indica Mill 大型宝剣 イチジクウチワ 果実は食用(イチジクのよう)
ワシントン条約において野生のサボテンの輸出入が厳しく規制されている。」と、ありました。
(原色サボテン事典・日本カクタス企画者出版部)
名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
サボテン
 

 
メキシコ原産
 
サボテン科
サボテン属
多年草
 
渡来したのは江戸時代初期
鑑賞用に栽培

学名解説 (S)→

APGV

名前 ナデシコ目学名
サボテン
ウチワサボテン
サボテン科 ウチワサボテン属Opuntia ficus-indica (L.)Mill.

「エングラーからAPGへに関して」は→

 

← ユリズイセン|ウチワサボテン| (9) 阿蘇 花野再生活動への参加 (N) →
HOME (I)| main (M)
↑この頁の先頭

Copyright © 2025   Riro Yoshioka All rights reserved.