谷を流れる水の音が聞こえてきます。道はないのですが、誘われるように行く手を阻むイバラを除けて進むと、初めて見る花が咲いています。5〜6個体あったでしょうか。熊本県植物誌には「極稀 矢護山 仰烏帽子山」とあります。「阿蘇北外輪」の記載はありませんでした。そのような花に全く偶然にも出会った事にいささか驚いています。2005/06 追記 熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。
支えもないのに倒れないとは驚きです。節と節の間の茎の作り出すカーブにもその秘密がありそうです。1番上段の葉と2段目の葉はほぼ十字になっています。この先に伸びていくのでしょうか。その時は今1番上の葉は向きを変えるのでしょうか。「和名 麝香草 木の葉の茎葉を揺すると馥郁としたよい香りがするというので名付けられたという。その香りを実際に体験された話は聞いたことがない。」そうです。