(Photo: © Riro Yoshioka)
レッドデータブック くまもと2009 ○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。 熊本県植物誌に『極稀』とあります。 東京在住の友人が高尾山で「ヒナスミレ」を観察したことを知りました。山と渓谷社の「日本のスミレ」を開いたら『「スミレの女王」がサクラスミレとすれば、ヒナスミレは「スミレのプリンセス」というところだろうか。』と、ありました。サクラスミレは何度も目にしたことがあります。なんとしてもヒナスミレを見たいと思いました。花の友人W氏に連絡を取ると案内をしていただきました。観察日は快晴。風一つなく、温かく最高の観察日和でした。ヒナスミレ1種を求めて、往復206km+11,000歩。所要時間12時間30分ほどでした。素晴らしいヒナスミレに感激しました。W氏は恋人と呼び、スミレの中で一番のお気に入りの様子でした。 W氏に大変感謝しています。 実は熊本県内のヒナスミレも見ましたが、花の時期が既に終わりかけだったのが残念でした。いつか熊本県内でも見たいなと思いました。
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(Photo: © Riro Yoshioka)
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驚いたのは大木の根が盛り上がったその上に咲いていたことです。逆光線での撮影でです。
(Photo: © Riro Yoshioka)
林に続く道沿いに咲いてました。
(Photo: © Riro Yoshioka)
岩の上にもたくさん咲いていました。
(Photo: © Riro Yoshioka)
名前 | 花期 | 所在地 | 離弁花類
| 草 ・ 木 | もろもろ |
ヒナスミレ | 4〜 5月 | 山地の林下に生える | スミレ科 スミレ属 | 多年草 | 花柱の先は倒三角形にふくらみいくぶん凹む。 花柄は高さ5-8cm 距は長さ6-7mmで幅が広い。 |
APGV
名前 | 真生双子葉類・キントラノオ目 | 学名 |
ヒナスミレ | スミレ科 スミレ属 | Viola tokubuchiana Makino var. takedana (Makino) F.Maek. |
tokubuchiana=北海道植物学者の採集家徳淵永治郎(1864-1913)の。
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