な | に | ぬ | ね | の |
L | 和名 | (1段目 ) 学名: (2段目 #) 属名の意: (3段目 $) 種小名の意: (4段目 &) 変種・亜種・品種の場合は その意: | |
← | ナガエミクリ | Sparganium japonicum Rothert # gr. 帯 ベルトから | |
← | ナガバノスミレサイシン | Viola bisseti Maxim. # スミレ属の植物の古ラテン名を属名にした・ラテン古名のviolaから。 $ 英国人採集家ビセットの | |
← | ナガバモミジイチゴ | Rubus palmatus Thunb. Rubus palmatus Thunb.var. palmatus # 藪・キイチゴ属本属の植物のラテン名に由来・恐らくruber(赤)から出ていて、赤い果実がなることを意味しよう。 $ 水かきのある・掌状の。 | |
← | ナガミノツルキケマン | Corydalis ochotensis Turcz. var. raddeana (Regel) Nakai. # korydalis(gr.ヒバリ)に由来・長い距を持った花の形からの連想。 $ オホーツク海の・オホーツク沿岸の。 & シベリア植物の研究者らラデの。 | |
← | ナギナタコウジュ | Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hylander E. patrinii (Lepech.) Garcke # ドイツのJ.S.Elsholtz(1623-1688)への献名 $ 縁毛のある。 $2 patrinii=フランスの植物学者E.L.M.パトランの | |
← | ナツエビネ | Calanthe reflexa Maxim. Calanthe puberula Lindl. var. reflexa (Maxim.) M.Hiroe # calos(gr.美)+anthos(gr.花)・美しい花を着けるから。 $ 引っ込んでいること・湾曲・入り江・外曲の。 $2 puberlua=やや細軟毛ある | |
← | ナツトウダイ | Euphorbia sieboldiana Morr. et Decne. # ローマ時代の医師Euphorbusへの献名。 $ シーボルトの。 | |
← | ナルコユリ | Polygonatum falcatum A. Gray # polys(gr.多)+gonu(gr.膝・節)・根茎に多くの節があることから。 $ 鎌を持っている・鎌形の。 | |
← | ナワシロイチゴ | Rubus parvifolius L. # 藪・キイチゴ属本属植物のラテン名に由来・ラテンの古名から・おそらくruber(赤)から出ていて赤い果実からなることを意味していよう。 $ 小型の葉の。 | |
← | ナンゴクウラシマソウ | Arisaema thunnbergii Blume subsp. thunbergii # ギリシャ語の植物名aron+sema(gr.目印)・Arum(アラム属)の一種arisまたはaron+haima(血)の意で、仏炎苞の赤褐色の斑点に因み、かつ、Arumに血縁のあることを示す。 $ スウェーデンの植物学者で日本植物を初めて研究したC.P.チュンベリー(1743〜1828)の。 | |
← | ナンテンハギ | Vicia unijuga A. Br. # vincire(巻き付く)を語源とする植物名に由来・ラテン語よりこの属の植物につる性のものが多いので、ラテン語のvincio(巻き付ける・結ぶ・巻き付く)が語源ともいう。 $ 1対の・1対の小葉からなる。 | |
← | ナンバンギセル | Aeginetia indica L. # ギリシャの医師P.Aegineta(7世紀)への献名・または、花の形が似ることでギリシャ語aigance(狩猟用の槍から)。 $ インドの。 | |
← | ナンバンハコベ | Cucubalus baccifer L. var. japonicus Miq. Silene baccifera (L.) Roth var. japonica (Miq.) H.Ohashi et H.Nakai # cakos(gr.悪)+bolos(gr.投)のcokobolosを語源とする・ある植物の古ラテン名あるいはラテン語cocobolus(cokos悪+bolos投)に由来する。 $ 液果を持った。 & 日本の。 #2 Silene=この属の植物に粘液性の分泌液を出すものが多いので,これを神話のSilenes(酒の神 Bacchas の養父)が酔って泡だらけになった様子に譬えたもの。 | |
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← | ニオイタチツボスミレ | Viola obtusa (Makino) Makino # スミレ属の植物の古ラテン名を属名にした・ラテン古名のviolaから $ 鈍い刃の・呆然とした・鈍頭の・丸味を帯びた。 | |
← | ニガナ | Ixeris dentata (Thunb.) Nakai Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev # この属の植物のインド名に由来する。 $ 歯のある。 | |
← | (ニョイスミレ) | ツボスミレでアップ | |
← | ニラ | Allium tuberosum Rottl. Allium tuberosum Rottler ex Spreng. # ニンニクの古ラテン名 allium に由来・語源はケルト語all(熱い)らしい・また「匂い」という意のalereまたはhaliumという。 $ 塊茎を有する・塊茎を生ずる | |
← | ( ニンドウ ) | スイカズラでアップ | |
← | ニリンソウ | Anemone flaccida Fr. Schm. # anemos(gr.風)に由来・ギリシャ神話でAdonisの流した血から生まれた赤い花の本属の植物、または、フクジュソウを呼ぶという。 $ 柔らかな・弱い・柔軟な・ぐにゃぐにゃした。 | |
← | ニワゼキショウ | Sisyrinchium atlanticum Bicknell Sisyrinchium rosulatum E.P.Bicknell S. angustifolium auct. non Mill # ギリシャの植物名の転用。 $ 大西洋の。 $2 rosulatum=ロゼット状の。 $3 angustifolium=細葉の,幅の狭い葉の | |
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← | ヌスビトハギ | Desmodium podocarpum DC. subsp. oxyphyllum (DC.) Ohashi. Desmodium racemosum (Thunb.) DC. Hylodesmum podocarpum (DC.) H.Ohashi et R.R.Mill subsp. oxyphyllum (DC.) H.Ohashi et R.R.Mill Desmodium podocarpum DC. subsp. oxyphyllum (DC.) H.Ohashi var. oxyphyllum H.Ohashi # desmos(gr.きずな・鎖)+eidos(gr.構造)・果実の途中に節があり、鎖状に連なることによる。 $ 柄果・柄のある果実の & 鋭い葉の・尖った葉の。 $2 racemosum=総状花序を着けた。 #3 Hylodesmum=? | |
← | ヌルデ | Rhus javanica L. var. voxburghii (DC.) Rehder # この植物のギリシャ古名rhousをラテン語化したもの。 $ インドネシアのジャバの & インド植物の研究者ロックスバラWilliam Roxburgn(1751-1815)の | |
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← | ネコハギ | Lespedeza pilosa (Thunb.) Siebold et Zucc. # V.M.de Cespedes への献名であるがミスプリントのためLespedezaと成った。 $ 有毛の、柔毛ある。 | |
← | ネコヤナギ | Salix gracilistyla Miq. # 柳。 $ 花柱の細長い。 | |
← | ネジバナ | Spiranthes sinensia (Pers.) Ames. var. amoena (M. Bieberson) Hara # speira(gr.螺旋)+anthos(gr.花)・花穂がよじるるので花がらせん状に着くため。 $ 支那の・中国の。 & 魅惑的な・魅力のある・優美な・愛すべき・愛らしい。 | |
← | ネナシカズラ | Cuscuta japonica Choisy # kassyein(gr.絡みつく)に由来。 $ 日本の。 | |
← | ネムノキ | Albizia julibrissin Durazz. # イタリアのF.del Albizzi(18世紀)への献名。 $ ネムノキのインド名。 | |
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← | ノアザミ | Cirsium japonicum DC # # ギリシャの植物名cirsionに由来・ギリシャ語kirsos(静脈腫)より・棘に刺されて腫れたのに効き目のある薬草の名がアザミに転用された。 $ 日本の。 | |
← | ノアズキ | Dunbaria villosa (Thunb.) Makino # インドの土名dunbarnに由来 $ 毛の多い・毛むじゃらの・長軟毛のある・軟毛のある。 | |
← | ノイバラ | Rosa multiflora Thunb.ex Murray var multiflora # バラに対するラテン古名・更にさかのぼればギリシャ語のrhodon(バラ)で、ケルト語のrhod(赤色)に由来する。 $ 多花の・多数花の | |
← | ノカラマツ | Thalictrum simplex L. var. brevipes Hara # thaliktron(gr.緑の草)に由来するぎりしゃの植物名から。 $ 簡単な・質素な・簡易な・単純な・一つの・単に角・技巧を要しない・自然な・率直な・正直な・公明な。単純形の。 & 短い柄(脚)の。 | |
← | ノカンゾウ | Hemerocallis fulva L. var. longituba (Miq.) Maxim. H. longituba Miq. Hemerocallis fulva L. var. disticha (Donn ex Ker Gawl.) M.Hotta # hemera(gr.一日)+callos(gr.美)・herma(一日)+kallos(美しい)・一日の美しさの意・この属の植物の花は一日でしぼむため。 $ 茶褐色の。 & 長い管の。 &2 disticha=二列生の | |
← | ノギラン | Metanarthecium luteo-viride Maxim. Aletris luteoviridis (Maxim.) Franch. # meta(gr.後ろの)+Narthecimu(キンコウカ属)・Nartheciumに似るが後ろに区別されたことを意味する。 $ 緑色の。 #2 Aletris=aletoris(gr.粉ひき女)・花被の外観が粉場を呈しているのを例えていう。 $2 luteoviridis=黄緑色の。 | |
← | ノササゲ | Dumasia truncata Sieb. et Zucc. # フランスのJ.B.Dumasへの献名。 $ 切り型の・頭が急に切られた。 | |
← | ノダケ | Angelica decursiva (Miq.) Franch. et Savat. # 天使の・angelus(天使)に由来・この属の植物に媚薬、解毒などの薬効のあるのがあり、根を噛めば魔女を防ぐというと言われた。 $ 着地点より下に伸びた・ひれのある。 | |
← | ノハナショウブ | Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai ex Makino et Nemoto # iris(gr.虹)・ギリシャ神話虹の女神より転じて植物名。 $ 剣型の。 & 自然の・随意の・自発的の・任意の・野生の・自生の。 | |
← | ノヒメユリ | Lilium callosum Sieb. et Zucc. # 百合・ユリ型の腕輪・ギリシャ語のleirio(gr.ユリ)から。 $ 硬結せる・狡猾の・皮の厚い・殻の堅い・カルスのある・厚い皮のある・タコのできた。 | |
← | ノブキ | Adenocaulon himlaicum Edgew.
A. bicolor Hook. var. adhaerescens (Max.) Makino # adenos (gr. 腺) + caulos (gr. 茎) 花茎上部に粘質の腺毛を密生する $ ヒマラヤ山脈の $2 bicolor=二色の(一花に二色ある,一花が変色して二色の混じる & adhaerescens=やや付着しやすい(粘液などで) | |
← | ノブドウ | Ampelopsis brevipedunculata (Maxim.) Trautv. var. heterophylla (Thunb.) Hara Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy. var. heterophylla (Thunb.) Momiy. # ampelos(gr.ブドウ蔓)+opsis(gr.類似の)。 $ 短い花柄のある。 & 異形葉の・多形葉の・異葉の。 $2 glandulosa=腺のある,腺質の | |
← | ノリウツギ | Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc. # hydro(gr.水)+angeion(gr.容器)・刮ハの形から来た名。 $ 円錐形の。 | |
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